館長・原俊夫による初のキュレーションで振り返る、原美術館の40年の歩み
原美術館では、2018年1月6日より、「現代美術に魅せられてー原俊夫による原美術館コレクション展」が開催される。前期は3月11日まで、後期は3月21日〜6月3日。
原美術館は1979年に日本における現代美術館の草分けとして開館。創立者であり現館長の原俊夫は、現代美術の発展と国際交流の推進に取り組み、さまざまな展覧会を開催したほか、コレクション活動にも力を注いできた。
本展では、50年代以降の絵画や写真、インスタレーションといった約1000点のコレクションのなかから、原自身が選びキュレーションするという初の試みに挑戦。約40年にわたる原美術館の歴史の一端を、前期と後期に分けて紹介する。
前期は、美術館開館前後の70年代後半から80年代前代までの初期収蔵作品を中心に、後期は企画展などをきっかけに購入した作品で構成。ジャクソン・ポロック、アンディ・ウォーホル、ジャン・デュビュッフェ、河原温、草間彌生、ナム・ジュン・パイク、荒木経惟、名和晃平、野口里佳、束芋など、さまざまな時代、ジャンルの作品を展覧する。