
「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」(横浜美術館)開幕レポート。日韓のアートを通して問い直す、共生のかたち
横浜美術館で、リニューアルオープン記念となる展覧会「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」がスタートした。会期は2026年3月22日まで。

横浜美術館で、リニューアルオープン記念となる展覧会「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」がスタートした。会期は2026年3月22日まで。

日本橋の三井記念美術館で、同館所蔵の藤原定家の書を中心に、その影響を受けた茶道具や歌仙絵などを紹介する「国宝 熊野御幸記と藤原定家の書 ―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―」が開幕した。会期は2026年2月1日まで。

建築家のフランク・ゲーリーが12月5日に逝去した。

文明のはるか以前から存在し続ける「石」を媒介に、10名の作家が現代における知と技のあり方を問い直す展覧会「石に話すことを教える──生の〈技術〉」が、京都のThe Terminal KYOTOで開催される。会期は12月12日〜27日。

青森県弘前市にある弘前れんが倉庫美術館で、開館5周年記念「杉戸洋展:えりとへり / flyleaf and liner」が開幕した。会期は2026年5月17日まで。

空山基が『攻殻機動隊』の草薙素子をモデルに制作した新作彫像2体が2026年、東京で開催される2つの大型展覧会にて世界初公開される。

前澤友作が会長を務める公益財団法人現代芸術振興財団によって、全国の学生を対象に実施されてきたアートコンペディション「CAF賞」。12回目となる今年、ファイナリスト12名による入選作品を展示する「CAF賞2025入選作品展覧会」が東京・代官山のヒルサイドフォーラムで開催される。会期は12月9日〜14日。


今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

東京都で来年10月より開催される国際美術展のタイトルが「TOKYO ATLAS」に決定した。

視覚のプロセスに基づく独自の絵画表現で注目を集める三輪瑛士が、東京・渋谷のhide galleryで2年ぶりとなる個展「常なる無常」を開催する。会期は12月6日〜21日。

『美術手帖』2026年1月号「韓国の現代アート最前線」特集が12月5日に発売される。本特集では、近年急速に発展している韓国の現代アートシーンに注目し、最前線の現場で活動を行うアーティストやキープレイヤーの実践に耳を傾けることで、シーンの実態に迫る。またアーティスト・インタビューでは、国際芸術祭「あいち2025」にも参加したワンゲシ・ムトゥを取り上げる。

世界のアート界に影響を与えた人物を選出する『ArtReview』誌の「Power 100」2025年版が発表された。今年はアーティストによる制度構築の動きやグローバル・サウスの台頭、湾岸諸国の文化投資の加速など、アートエコシステムの変化を象徴する結果となった。

2026年に開館100周年を迎える上野の東京都美術館で、「東京都美術館開館100周年記念 大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画」が開催される。

金融立国として知られるルクセンブルクは、人口約70万人の小国ながら、現代の創造性を促進する独自の芸術生態系を近年育んできている。同国が誇る現代美術館、アートフェア、工芸ビエンナーレ、アーティスト・イン・レジデンスについて、現地からリポートする。

春の京都の風物詩として定着した「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」が、2026年4月18日〜5月17日に第14回を迎える。今年の見どころとは?

森美術館による3年に一度の展覧会「六本木クロッシング」が、8回目の開幕を迎えた。「時間」を中心テーマに据えた本展では、21組のアーティストの作品が紹介。その様子をレポートする。

香港生まれ、台北拠点のアーティスト、リー・キットの個展「いくつかの壊れた日々とゆび」がシュウゴアーツで開催される。会期は12月13日〜2026年1月24日。

株式会社パルコは、フランス人アーティスト、ジャン・ジュリアンとコラボレーションした「PARCO HAPPY HOLIDAYSキャンペーン」を開催中。全国のパルコとの連動企画として、キャンペーンビジュアルを使用したノベルティや、ジュリアンのサイン入りポスターが当たるSNSキャンペーンを実施するほか、渋谷PARCOでは12月4日よりドラえもん&ジャン・ジュリアンのPOPUPショップも展開される。

フランスの老舗バッグブランド「モワナ(MOYNAT)」とグラフィックデザイナー・永井一正がふたたびコラボレーション。八代目尾上菊五郎丈、六代目尾上菊之助丈の襲名を寿ぐ特別な祝幕が京都南座で披露された。
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