SERIES

PREMIUM
第14回

有識者が選ぶ2024年の展覧会ベスト3:小田原のどか(彫刻家、評論家、出版社代表)

数多く開催された2024年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は彫刻家で評論家、出版社代表、横浜国立大学教員として活動する小田原のどかのテキストをお届けする。

第10回

リサーチも制作も手がける山之辺ハサクィが読み解く、NFTアートの「現在地」

コンピュータ・アートの歴史的研究から、NFTアート作品の制作まで、幅広い活動を展開するアーティスト兼リサーチャーの山之辺ハサクィが、NFTシーンの現状と今後の可能性について語る。Adam byGMOがお送りする、スペシャル・インタビュー。(PR)

第80回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:老いて未だ目的のある喜び

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第80回は、ギャラリー「紫苑」を営みながら作家活動を続ける中村田鶴さんに迫る。

第78回

百瀬文の『なめらかな人』から、ハンセン病に関する事象を記録し続けた『光を見た ハンセン病の同胞たち』まで。2024年10月号ブックリスト

新着のアート本を紹介する『美術手帖』のBOOKコーナー。2024年10月号では、百瀬文の『なめらかな人』から、ハンセン病に関する事象を記録し続けた『光を見た ハンセン病の同胞たち』、プッシー・ライオット創設メンバーによる「アクティビズム入門」まで、注目の8冊をお届けする。

2024.12.6
第77回

書評:作品を伝え、保存修復を伝える。田口かおり『改訂 保存修復の技法と思想 古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで』『絵画をみる、絵画をなおす 保存修復の世界』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2024年10月号では、田口かおりによる『改訂 保存修復の技法と思想 古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで』と『絵画をみる、絵画をなおす 保存修復の世界』を取り上げる。普段目にする機会の少ない保存修復の専門書と、その世界をわかりやすく解説したこの2冊を、平諭一郎が評する。

2024.12.5
第76回

書評:芸術家たちが描いた複数形のコスモス。生熊源一『ロシア宇宙芸術 宇宙イメージからみるロシア美術史』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2024年10月号では、生熊源一による『ロシア宇宙芸術 宇宙イメージからみるロシア美術史』を取り上げる。19世紀後半から20世紀のロシアに存在した思想潮流「宇宙主義」を、同時代の芸術家たちはどのように自身の表現に昇華していったのか。美術批評・中島水緖が現代の視点から評する。

2024.12.4
第34回

「展覧会の時代」の幕開けとキュレーションの功罪。1969年12月増刊号 特集「現代美術家辞典」  

『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。アーティストの原田裕規が美術手帖のバックナンバーを現在の視点からセレクトし、いまのアートシーンと照らしながら論じる。今回は、1969年12月増刊号の特集「現代美術家辞典」をお届けする。