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「古筆切 ―わかちあう名筆の美」(根津美術館)開幕レポート。様々なアプローチから知る名筆の楽しみ

根津美術館が新たに所蔵した《高野切》(重要文化財)の初公開とともに、平安から鎌倉時代のすぐれた筆跡の断簡である「古筆切」を紹介する展覧会「古筆切 ―わかちあう名筆の美」が始まった。成り立ちから名称の由来まで、多様な切り口で見せる内容は、なじみのない人にもその魅力に近づけるきっかけをくれる。

2024.12.28
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2024年のアートマーケットを振り返る

国内外で開催されたアートフェアからオークションニュース、マーケットの有力なプレイヤーのインタビューまで。美術手帖で取り上げたニュースを中心に2024年のアートマーケットを振り返る。

2024.12.28
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第14回

有識者が選ぶ2024年の展覧会ベスト3:小田原のどか(彫刻家、評論家、出版社代表)

数多く開催された2024年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は彫刻家で評論家、出版社代表、横浜国立大学教員として活動する小田原のどかのテキストをお届けする。

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ろう者と聴者が対等に生きていける社会を目指して。サンドプラス・今井ミカインタビュー

今年10月、国立西洋美術館が手話による常設展解説動画のタブレット貸出サービスを開始した。これらの映像コンテンツをはじめ、様々な文化施設にてろう者向けのアクセシビリティ向上をサポートする取り組みを行っているのが、映画監督・映像クリエイターの今井ミカが代表を務める株式会社サンドプラス(SANDO+)だ。ろうの当事者としてもこれらに携わる今井にとって、現在の日本の文化施設はどのように映るのだろうか。また、今井が思い描く未来とはどのようなものか。インタビューのなかで話を聞いた。

2024.12.28
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日本美術の名作を村上隆が新たに解釈。「村上隆流 日本の美術史」がロンドンで開催中

村上隆の個展「ジャパニーズ・アート・ヒストリー・ア・ラ・タケシ・ムラカミ」が、ロンドンのガゴシアン・ギャラリーで開催中(〜2025年3月8日)だ。今年9月まで京都市京セラ美術館にて行われていた「村上隆 もののけ 京都」で展示された大作《村上隆版 祇園祭礼図》や《洛中洛外図屏風 岩佐又兵衛RIP》を筆頭に、新作を含む合計18作品を並べている。その様子を現地からレポートする。

2024.12.27
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青柳菜摘が選んだ「言葉を鑑賞できる詩集」6選。意味から剥がれていく言葉を読む

「亡船記」(十和田市現代美術館、2022)をはじめとする数々の展覧会で作品を発表し、詩集『そだつのをやめる』(2022)では第28回中原中也賞を受賞、またプラクティショナー・コレクティヴである「コ本やhonkbooks」の主宰としても知られる詩人・アーティストの青柳菜摘。言葉への興味が高まるいま、青柳に「言葉を鑑賞できる詩集」を選んでもらった。

2024.12.26