EXHIBITIONS
多摩美術大学創立90周年記念事業
歴史は繰り返さないが、韻を踏む:Chronicle Vol. 3
多摩美術大学で「歴史は繰り返さないが、韻を踏む:Chronicle Vol. 3」が開催されている。
「Chronicle」プロジェクトは、若手・中堅現代美術家を中心に、ギャラリーや美術館に依存することなく展覧会づくりを追求するプロジェクトである。活動拠点をドイツ・ベルリンとし、国際色豊かなアーティストと協働で現代美術の展覧会を開催するほか、アーカイブとして展覧会カタログを製作することを最終目的としている。
本展は、これまでに開催された「Chronicle」(Bethanien、ベルリン、2019)、「Utsusu – Chronicle Vol.2」(Villa Heike、ベルリン、2023)、「Chronicle(2.5)DIMENSIONS」(Backshop、ベルリン、2024)に続く第4弾であり、プロジェクト初の日本開催となっている。
今回の展示では、複製と変化をめぐる視点に注目し、歴史や日常における微細な変化の連続を捉える。複製とエラーを繰り返しながら生まれる不安定性や一回性をめぐる考察を通して、ヴァルター・ベンヤミンが提唱した「アウラ」の概念を再考。また、多摩美術大学創立90周年事業として、ドイツと日本を拠点とする計10名のアーティストを招聘し、前期と後期に分けて異なる5名による展示を2度開催する。アーティストと作品を入れ替える二期構成とすることで、ひとつの展覧会のなかに流動的な物語を形成する。さらに、本展をドイツでも開催することで、展覧会自体が変化し「韻を踏む」ことを目指す。
出展作家は、前期にアーロン・ヘルドリッヒ、東山詩織、中谷ミチコ、イヴォ・リック、武田竜真。後期に、松本奈央子、松延総司、村田啓、小田原ルーカス、ヨハネス・シュペックス。
「Chronicle」プロジェクトは、若手・中堅現代美術家を中心に、ギャラリーや美術館に依存することなく展覧会づくりを追求するプロジェクトである。活動拠点をドイツ・ベルリンとし、国際色豊かなアーティストと協働で現代美術の展覧会を開催するほか、アーカイブとして展覧会カタログを製作することを最終目的としている。
本展は、これまでに開催された「Chronicle」(Bethanien、ベルリン、2019)、「Utsusu – Chronicle Vol.2」(Villa Heike、ベルリン、2023)、「Chronicle(2.5)DIMENSIONS」(Backshop、ベルリン、2024)に続く第4弾であり、プロジェクト初の日本開催となっている。
今回の展示では、複製と変化をめぐる視点に注目し、歴史や日常における微細な変化の連続を捉える。複製とエラーを繰り返しながら生まれる不安定性や一回性をめぐる考察を通して、ヴァルター・ベンヤミンが提唱した「アウラ」の概念を再考。また、多摩美術大学創立90周年事業として、ドイツと日本を拠点とする計10名のアーティストを招聘し、前期と後期に分けて異なる5名による展示を2度開催する。アーティストと作品を入れ替える二期構成とすることで、ひとつの展覧会のなかに流動的な物語を形成する。さらに、本展をドイツでも開催することで、展覧会自体が変化し「韻を踏む」ことを目指す。
出展作家は、前期にアーロン・ヘルドリッヒ、東山詩織、中谷ミチコ、イヴォ・リック、武田竜真。後期に、松本奈央子、松延総司、村田啓、小田原ルーカス、ヨハネス・シュペックス。

