
Art Center NEW代表小川希インタビュー。次世代のために自走するアート施設を
今年6月、横浜のみなとみらい線新高島駅地下1階に誕生した新たな芸術複合施設「Art Center NEW」。本施設を運営するのは、吉祥寺の「Art Center Ongoing」を運営する一般社団法人Ongoingだ。その代表である小川希に、本施設を立ち上げた背景や、今後のビジョンについて話を聞いた。
今年6月、横浜のみなとみらい線新高島駅地下1階に誕生した新たな芸術複合施設「Art Center NEW」。本施設を運営するのは、吉祥寺の「Art Center Ongoing」を運営する一般社団法人Ongoingだ。その代表である小川希に、本施設を立ち上げた背景や、今後のビジョンについて話を聞いた。
ペロタン東京で個展「Midnight Zone」(〜8月30日)を開催しているスイス出身のアーティスト、ジュリアン・シャリエール。火山、深海、氷河、熱帯雨林といった極限的なフィールドでの実践を通じて、アートと地質、生態系、テクノロジーの関係を探求してきたシャリエール。本インタビューでは、その幼少期の自然体験から、音と地層を結びつける現在の制作、さらには生態保全とアートの関係まで、多角的な視点からその創作の核心に迫る。
フィンセント・ファン・ゴッホを世に広めたファン・ゴッホ家と、その家族が受け継いできたファミリー・コレクションに焦点を当てた展覧会「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」が、今年の9月12日から東京・上野の東京都美術館で開催される。本展で重要な登場人物となるフィンセントの家族、とりわけ義理の妹にあたるヨーについて、作家の原田マハと本展企画担当の大橋菜都子(東京都美術館学芸員)に対談で迫った。
PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEが、イラストレーターの一乗ひかると協業して発表した「BRAND NEW DAY」シリーズ。プリーツ プリーズを着用した女性の1日の様子を描いた一乗に話を聞いた。
東京・京橋のアーティゾン美術館で9月21日まで開催中の展覧会「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」は、複数のアボリジナル女性作家に注目することで、アボリジナル・アートのなかにいまなお息づく伝統文化と、オーストラリア現代美術の現在地を読み解くものとなっている。本展を担当した学芸員の上田杏菜に、「アボリジナル・アート」とは何か、そしてそれらを取り巻く近況を含めて、企画意図を聞いた。
島根県立石見美術館で開催中の「加藤泉 何者かへの道 IZUMI KATO : ROAD TO SOMEBODY」展。その開幕幕初日の7月5日、加藤泉と石倉敏明(秋田公立美術大学美術学部准教授、芸術人類学者、神話学者)による対談イベントが開かれた。進行は同館専門学芸員の川西由里。その模様を再構成してお届けする。
東京・麻布台にある麻布台ヒルズギャラリーで、「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」が9月15日まで開催されている。同展のスペシャル・サポーターを務める映画監督・岩井俊二に、高畑勲の作品について話を聞いた。
空き家やカラオケルーム、エレベーターといったユニークな空間を舞台に展覧会を展開してきた“ノマディック”なギャラリープロジェクト「galerie tenko presents」。その主宰者であり東京を拠点に活動するキュレーター・中島点子に、これまでの活動や今後の展望についてインタビューを行った。
ドイツのアートブック出版社・TASCHEN(タッシェン)は、ケルンの小さな書店から始まり、今年創業45周年を迎えた。このアートブック界のリーディングカンパニーとしても知られるTASCHENの本づくりとはどのようなものか。同社でエグゼクティブ・エディターを務めるDr.ペトラ・ラマーズ=シュッツェに話を聞いた。
ニューミュージアム、広島市現代美術館、そしてジャパン・ソサエティーで役職を重ねてきた神谷幸江が、新たに国立新美術館の学芸課長に就任した。国際的なアートシーンにも精通している神谷は、この巨大美術館の可能性をどう見ているのか?
アンビエント・ミュージックのパイオニアとして知られ、デヴィッド・ボウイとのコラボレーションでも多大な影響を与えてきたブライアン・イーノ。その創造性と哲学を映し出すジェネレーティブ・ドキュメンタリー映画『Eno』が、7月11日より一般公開される。自動生成プラットフォームを用いて、毎回異なるバージョンが上映されるこの映画には、映画という形式そのものを更新しようとする野心と、イーノの思想への真摯なまなざしが込められている。監督ギャリー・ハストウィットへのインタビューを通じて、その舞台裏と創作哲学に迫る。
台湾を拠点に活動し、クィア・カルチャーの最前線を走るアーティスト、マンボウ・キーが東京・渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOで個展「HOME PLEASURE|居家娛樂」を開催した。プライド月間に合わせた本展では、家族と記憶、クィアネス、そして自己表現としてのファッションまで、彼の創作の核心が多層的に立ち上がる。本展のゲストキュレーターである藪前知子(東京都現代美術館)によって行われたロング・インタビューからは、いまという時代における「ホーム」の意味が見えてくる。
嗅覚、代謝、腐敗、そして機械と非人間的存在の共進化。韓国系アメリカ人アーティスト、アニカ・イは、感覚のポリティクスからテクノロジーと死後のスタジオまで、現代アートの領域を大きく揺さぶってきた。北京のUCCA現代アートセンターでの個展に際し、森美術館「マシン・ラブ」展の共同キュレーターであり、東京展でイの作品展示をキュレーションしたマーティン・ゲルマンが、彼女の実践の現在地を聞いた。
アフリカの現代アートを日本に紹介し、文化的な交流を促進する東京・南青山のアートスペース「space Un(スペース・アン)」。その設立者、エドナ・デュマとギャラリー・ディレクターの中谷尚生に、同スペースの理念や今後の展望について話を聞いた。
今年4月に金沢21世紀美術館の新館長に就任した鷲田めるろ。長年にわたる同館でのキュレーター経験を持つ氏が目指すものとは?
ポーランドを拠点に活動を続ける美術家・鴨治晃次。その日本初の個展「鴨治晃次 展|不必要な物で全体が混乱しないように」が、ワタリウム美術館で6月22日まで開催されている。鴨治にとって66年ぶりの帰国展ともなる本展にあわせて、ポーランドでの制作活動やその哲学について話を聞いた。
4月、台湾最大の直轄市・新北市に「新北市美術館」が開館した。多様な歴史と文化が交差するこの地に誕生した美術館は、「すべての人に開かれた美術館」という理念のもと、地域の暮らしと結びついた文化活動を展開する。開館準備を率いてきた頼香怜(ライ・シャンリン)館長に、そのビジョンと実践を聞いた。
高い技術力で機械やエンジンなどの人工物を絵画として描き出すことで知られる牧田愛。近年、作品制作に生成AIをに取り入れ新たなステップへと進んだ画家の思想に、キュレーター高橋洋介が切り込む。
スウェーデン出身の画家ヒルマ・アフ・クリント(1862〜1944)によるアジア初の大回顧展「ヒルマ・アフ・クリント展」(〜6月15日)が、東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催されている。その作品と思想について、占星術研究家の鏡リュウジと本展企画担当の三輪健仁(東京国立近代美術館美術課長)に対談で迫った。
「音」を核とし、映像やオブジェ、機械装置を用いた壮大なインスタレーションを発表してきたジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー。日本では金沢21世紀美術館での回顧展以来約7年ぶりとなる個展「Small Works」(ギャラリー小柳)に際し、来日したジャネット・カーディフにインタビューを行った。
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