何が変わる? 東京都江戸東京博物館が3月31日にリニューアルオープン
東京の歴史と文化を立体的に伝えてきた東京都江戸東京博物館(えどはく)が、3月31日にリニューアルオープンする。

東京の歴史と文化を立体的に伝えてきた東京都江戸東京博物館(愛称:えどはく、原設計:菊竹清訓建築設計事務所)が、3月31日にリニューアルオープンする。1993年の開館以来、約30年で初となる大規模改修工事を経て、展示環境や来館者動線、環境性能などを全面的に刷新。「東京のアイコン」としての役割を、次の時代のために更新する。
今回の改修では、老朽化した内外装や空調設備の全面更新に加え、東西に張り出す大屋根の断熱性・防水性を向上。来館者の安全性と快適性を高めると同時に、展示環境の安定化も図られた。館内照明のLED化や人感センサーの導入、太陽光発電設備の設置など、環境負荷低減への取り組みも強化されている。
利便性とバリアフリー機能の向上も大きな柱だ。都営大江戸線・両国駅側から北エントランスへと至る動線には歩廊を増設し、JR両国駅側からメインエントランスへは光天井を採用したアプローチを整備。1階にはバリアフリートイレを新設し、館内サインにはユニバーサルデザインフォントを導入するなど、「開かれた博物館」を体現する改修が進められた。7階図書室はスペースを拡張し、開架冊数を増やすとともに、東京大空襲や戦争体験の証言映像を視聴できる映像ライブラリーも常設される。




