NEWS / REPORT

「第50回土佐赤岡絵金祭り」開催レポート。夏の夜に蝋燭が照らし出す、高知・赤岡の異彩の文化

高知県香南市の赤岡地区で、7月18日・19日に開催された「第50回土佐赤岡絵金祭り」。この祭りは、幕末から明治初期にかけて数多くの芝居絵屏風を残した土佐の絵師・金蔵、通称「絵金」の作品を商店街の軒先に並べて展示する、高知県特有の祭りである。絵金作品を所蔵・展示する絵金蔵運営委員会会長の浜田義隆と同館学芸員の中西洸太朗へのインタビューを交え、記念すべき第50回を迎えた祭りの様子と、地域に根づく文化継承の現在地をレポートする。

2026.8.10
PREMIUM

8つのキーワードが浮かび上がらせる、アナ・メンディエタの創造の軌跡。テート・モダンで10年ぶりの英国回顧展が開催中

キューバ系アメリカ人アーティスト、アナ・メンディエタ(1948〜85)の大規模回顧展がロンドンのテート・モダンで開催中だ。英国では約10年ぶりとなる本展は、「洞窟」「木立ち」「境界線」など8つのキーワードで120点以上の作品を再構成し、自然や身体、精神性をめぐるメンディエタの実践を今日的な視点から読み直す。会場の様子とともに、本展の見どころをレポートする。

2026.8.2

「毛利悠子 Recompose」(横浜美術館)開幕レポート。ヴェネチアから横浜へ、変化し続ける「共生」のかたち

2024年の第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で日本館代表を務めた毛利悠子。その展示を新たな環境で再構築する「毛利悠子 Recompose」が横浜美術館で開幕した。水の循環や果物の変化を通して、もの同士の目に見えない関係を浮かび上がらせる会場をレポートする。

2026.7.24

エルメス財団「スキル・アカデミー」がSKWATで示す、素材と身体を結び直す実験

エルメス財団による教育・文化プログラム「スキル・アカデミー『金属に学ぶ、五感で考える:夏のオープンクラス』」が、東京・葛飾のSKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)で開幕した。本展は、金属を工業素材としてではなく、身体や自然、技術、芸術を結びつける存在として捉え直す試みだ。会期は8月16日まで。

2026.7.16

「ふたりのアフリカ、手仕事の宇宙」展(世田谷美術館)開幕レポート。暮らしのなかで育まれた「もうひとつのアフリカ」

世田谷美術館で、「ふたりのアフリカ、手仕事の宇宙――人類学者・川田順造と陶芸作家・小川待子のコレクション」が開幕した。人類学者・川田順造(1934〜2024)と陶芸作家・小川待子(1946〜)が収集した約350件の手仕事を通して、西アフリカの豊かな造形文化を紹介する本展をレポートする。

2026.7.15