ARTISTS

照沼敦朗

Atsuro Terunuma

 照沼敦朗は1983年千葉県生まれ。2007年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。生まれつき弱視の体験を背景に、「見ること/見えないこと」をテーマとし、ドローイング、ペインティング、アニメーション、立体など幅広いメディアで制作を続けている。作品世界には、相反するキャラクター「ミエテルノゾム」と「ミエナイノゾミ」が登場し、その視点を通して現代社会をコミカルかつ風刺的に描き出す。近年はアーティスト・イン・レジデンスや国際展への参加を重ね、国内外で活動の場を広げている。主な個展に「終りのない初まりの夢」(FRINGE、埼玉、2024)、「セイメイノカイテン」(Wada Fine Arts、東京、2023)、「夢の歩き方」(新宿眼科画廊、東京、2014)など。主なグループ展に「Tokyo Gendai」(パシフィコ横浜、神奈川、2024)、「ヨコハマトリエンナーレ2017」(横浜赤レンガ倉庫、神奈川)、「VOCA展 2017」(上野の森美術館、東京)など。