コノー・ケリー「Body Language」

　UltraSuperNew KURAで、コノー・ケリーによる個展「Body Language」が開催される。

　コノー・ケリーはイギリス出身。グラフィックデザイナー、アーティスト、クリエイティブディレクター。2017年にロンドンのセントラル・セント・マーチンズでグラフィック・コミュニケーション・デザインの学士号を取得後、イーストロンドンにある人気セレクトショップ・GOODHOODでキャリアをスタート。20年からは拠点を東京に移し、Arc’teryx、THE NEW ORDER Magazine、SUICOKEなど、国内外のブランドやメディアのデザインやコンサルティング、クリエイティブ制作を手がけている。

　本展でコノーは、身体性、デジタル文化、現代社会の構造を探求。過去のイメージの断片を取り入れ、それらを新しい視点で組み直すことで新たな物語を描き出すという。

　コノーのグラフィックアートは、21世紀における非現実と日常の対比を描き出し、インターネット主導で加速する現代文化がもたらす影響や共通点、そしてそこに潜む矛盾を問いかける。

　初の個展となる今回の展示では、グラフィックアートとアパレルを展示。過去10年間にわたるコノーのの個人的かつ職業的な成長の軌跡を体現し、その視覚的表現を通して現代の感覚を鮮やかに映し出す。