EXHIBITIONS
只野彩佳「路望の草、かなたへの導き」
CALM & PUNK GALLERYで、只野彩佳の個展「路望の草、かなたへの導き」が開催される。
只野は和紙や岩絵具、膠などの日本画の伝統的な画材を用い、豊かな色彩で静かな多幸感を漂わせる作品を制作してきた。その表現は東日本大震災の経験を背景に「美しい瞬間」を描き出し、現実の風景と心象の重なりを示唆している。
2023年には、GASBON METABOLISMで開催された雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラム成果展「Diffusion of Nature2023土と夢」に参加。自然環境での滞在制作を通じ、光や湿度、空気の変化を五感で捉えた体験は、色彩や構成に加えて新たな絵画空間の次元を意識する契機となった。
本展では、大型作品に加え新作6点を発表する。展覧会タイトルの「路望」は「路傍」と「希望」を組み合わせた造語で、ふと出会う景色の中に潜む希望を未来への導きとして提示するものとなっている。宮城・滋賀での活動を経て、さらに海外へ視野を広げる只野にとって、本展はその歩みを示す重要な位置づけとなる。
只野は和紙や岩絵具、膠などの日本画の伝統的な画材を用い、豊かな色彩で静かな多幸感を漂わせる作品を制作してきた。その表現は東日本大震災の経験を背景に「美しい瞬間」を描き出し、現実の風景と心象の重なりを示唆している。
2023年には、GASBON METABOLISMで開催された雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラム成果展「Diffusion of Nature2023土と夢」に参加。自然環境での滞在制作を通じ、光や湿度、空気の変化を五感で捉えた体験は、色彩や構成に加えて新たな絵画空間の次元を意識する契機となった。
本展では、大型作品に加え新作6点を発表する。展覧会タイトルの「路望」は「路傍」と「希望」を組み合わせた造語で、ふと出会う景色の中に潜む希望を未来への導きとして提示するものとなっている。宮城・滋賀での活動を経て、さらに海外へ視野を広げる只野にとって、本展はその歩みを示す重要な位置づけとなる。