横尾忠則とグッチがコラボ、豊島でアートウォールを公開。コンセプトは「未完」

　横尾忠則とグッチのコラボレーションによるアートウォール《未完の足場》が、瀬戸内の香川県・豊島で公開されている。

　横尾はグッチとのコラボレーションにより、東京・銀座のグッチ銀座 ギャラリーで展覧会「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」（〜8月24日予定）を開催している。同展において主題となっている「未完」を引き継ぐかたちで、「瀬戸内国際芸術祭2025」の開催地のひとつである豊島に、新たなアートウォール《未完の足場》が公開された。

　このアートウォールは日々刻々と変化する豊島の風景と呼応しつつ、横尾の新たな表現への渇望を体現したものとなっている。なお、豊島には横尾が手がけた、作品と建築、空間が一体となった体験型の展示空間「豊島横尾館（TESHIMA YOKOO HOUSE）」があり、同島の象徴的なスポットのひとつとなっている。

　横尾による「未完」をテーマにしたインスタレーションは、グッチ大阪、心斎橋大丸 グッチショップ、心斎橋大丸 グッチ サテライトショップでも展開されている。