「うまい棒」の「げんだいびじゅつ味」が登場。松山智一とのコラボレーションで
麻布台ヒルズ ギャラリーで開催される「松山智一展 FIRST LAST」(〜5月11日)。同展に合わせて、駄菓子「うまい棒」の「げんだいびじゅつ味」が登場する。

麻布台ヒルズ ギャラリーで開催される「松山智一展 FIRST LAST」(3月8日〜5月11日)。同展に合わせて、駄菓子「うまい棒」と松山がコラボレーションした「げんだいびじゅつ味」が登場する。
「松山智一展 FIRST LAST」は、松山にとって東京で初となる大規模個展。ニューヨーク・ブルックリンを拠点とする松山の、日本初公開となる大規模作品15点を含む約40点が展示される展覧会だ。

本展のサテライトとして麻布台ヒルズ ギャラリー スペースでは、松山が国内の企業や作家とコラボレーションした「Tribute + Collaboration」と呼ばれる作品を展示販売。ファッション、食、音楽、玩具など、幅広い領域で松山と協業した作品が登場する。
うまい棒の「げんだいびじゅつ味」は、このTribute + Collaborationの第2弾として松山と株式会社やおきんが共同開発したもの。15円という安価な価格設定で知られ、多くのフレーバーが用意されているこの駄菓子だが、「げんだいびじゅつ味」の価格は、発売当初の価格である10円の1万倍となる10万円(税込11万円)とした。パッケージ以外に特別な加工はないが、50個しか存在しないという限定性を持たせている。社会通念上の価値の正体を問いかけるという、松山の制作に通じるコンセプトが「フレーバー」となっているうまい棒だ。


なお、作品の購入には展覧会のチケットが必要なほか、数量が限られているため、販売方法に制限がかかる可能性がある。
ほかにもTribute + Collaborationでは、第3弾としてメディコム・トイ社とのコラボレーションによる、松山の新作《Passage Immortalitas》 をモチーフとしたBE@RBRICKが用意される。
