2025.10.1

東京都の新たな「国際文化芸術祭」、片岡真実や松任谷正隆ら参加へ

東京都が2026年から秋冬の東京を舞台に開催を予定している新たな国際文化芸術祭。その運営体制が明らかにされた。

東京都庁 (C)PhotoAC

 東京都が2026年から秋冬の東京を舞台に開催を予定している新たな国際文化芸術祭(正式名称は未定)。その運営体制が明らかにされた。

 同芸術祭は、東京の多彩な催しを結び合わせて価値の連鎖を生み出し、新たなアートシティ像を描きながら、都市・東京の魅力を際立たせる取り組み。現代アート、舞台・演劇、音楽、映像、エンターテインメント、イルミネーションなど、様々なプログラムが展開予定だ。

 イベントが集積する地域であるコアエリアとしては、臨海エリア、代々木・渋谷エリア、日比谷・丸の内エリアの3エリアが設定されている。

 この芸術祭のオーガナイザーである東京国際芸術祭実行委員会の委員長を務めるのは元文化庁長官の青柳正規。また全体の企画・制作は株式会社アブストラクトエンジン/パノラマティクス(代表:齋藤精一)が担う。芸術文化プロモーション部会の部会長には作詞家・秋元康が就任。各ジャンルの専門家として、美術は片岡真実(森美術館館長、国立アートリサーチセンター センター長)、舞台芸術は宮城聰(演出家、SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督、静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ館長)、音楽は山田和樹(バーミンガム市交響楽団音楽監督、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督)と松任谷正隆(作編曲家、音楽プロデューサー)、国際交流は湯浅真奈美(ブリティッシュ・カウンシル東アジア地域アーツ部門ディレクター)が指揮を執る。