2026.6.13

「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2026」が福岡で開催へ。国内外から83ギャラリーが出展

福岡市の福岡国際センターで、日本とアジアのアートマーケットをつなぐフェア「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2026」が開催される。会期は10月2日〜4日の3日間。

昨年開催された「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」の様子
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 福岡市の福岡国際センターで、日本とアジアのアートマーケットをつなぐフェア「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2026」(以下、AFAF/AFAF 2026)が開催される。会期は10月2日〜4日の3日間。

 同フェアは今年で11回目の開催を迎える。昨年は来場者数が前年比約1.5倍の1万5051人を記録し、1出展者あたりの平均売上も前年比約110パーセントと過去最高を更新。近年着実な成長を続けている。

「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2026」メインビジュアル

アジアのアートハブとして

 10周年という節目を越え、新たな10年へ向けた新章の幕開けとなる今年は、東京画廊+BTAPや小山登美夫ギャラリー、ミヅマアートギャラリーなどが継続出展するほか、台湾から過去最多となる8軒、さらに韓国やフィリピンなどから計16軒の海外ギャラリーが集結。アジアのアートハブとしての側面がより鮮明に表れるラインナップとなった。

「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」の様子
「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」の様子

 今回舞台となる「福岡国際センター」は、2階の回廊から会場全体を俯瞰できるダイナミックな空間構造と、圧倒的な開放感が特徴だ。100を超えるブース規模を維持しつつ、例年よりも各出展者のブースサイズを大きめに確保した特別な空間を設計。来場者が混雑を離れ、1点1点のアートにじっくりと向き合い、深く没入できる贅沢な鑑賞環境の実現を試みる。

 また、今年は「Galleries」「Collaboration」「Partners」の3セクションに加え、厳選された4つの特設ブース「Masters(巨匠作品特集)」「Moment(ライブパフォーマンス)」「Infinity(大型インスタレーション)」「Feature(アジア・福岡注目作家特集)」を展開。多角的なアート体験が提供される予定だ。

 出展ギャラリーは、初出展の15軒を含む全83軒。A-forest Gallery、Alpha Contemporary & Jiso Gallery、アンドコレクション*、Art Underground、芦屋画廊kyoto、梅軒画廊、銀座画廊 美の起原、GALERIE BRUNO MASSA*、敦煌藝術中心(敦煌アートセンター)*、GALLERY CLEF、COMBINE/BAMI gallery、DF Art Agency、発現芸術、Donna Art*、eitoeiko*、エルフィン・アートキューブ*、Gallery EYN、Goyo Gallery、ギャラリー・グラン・シエクル*、国璽芸術(GSA Gallery)*、ハベル沖縄アートギャラリー、ギャラリー広田美術、一番星画廊、iP Art Gallery*、石川画廊、智画廊、JILL D’ART GALLERY、JINEN GALLERY、三余芸術*、川田画廊、ケンジタキギャラリー、科元芸術*、GALLERY KOGURE、KOKI ARTS、Kotona Art Direction*、小山登美夫ギャラリー、KP Gallery ON、画廊くにまつ青山、MEDEL GALLERY SHU、みさき画廊、画廊宮坂、みぞえ画廊、ミヅマアートギャラリー、GALLERY MONMA、モノノアハレヲ、ギャラリーモリタ+画廊香月、myheirloom*、名古屋画廊、アート・コレクション中野、福岡日動画廊、Nii Fine Arts、Gallery Q、Gallery 螺、RA art Gallery、ルンパルンパ*、GALLERY麟、AaP/roidworksgallery、3ta2 SANTANI GALLERY、サテライツ・アート・ラボ、Gallery Seek、靖雅堂 夏目美術店、SH GALLERY、Shibayama Art Gallery、至峰堂画廊、四季彩舎、新生堂*、SHUKADO+SCENA、シュン・アート・ギャラリー、スマートシップギャラリー*、GALLERY SOAP、GALLERY龍屋、Gallery 天地人、ときの忘れもの、東京画廊+BTAP、The Tolman Collection、TomuraLee、gallery UG Fukuoka(大丸福岡天神店)、Village Art Gallery、GALLERY WOO*、YOD TOKYO & Editions、吉野画廊、YUGEN Gallery、Gallery YUKIKO NAKAJIMA。(*は初出展)

行政との連携強化で、新たな展開を目指す

 次の10年に向け、AFAFでは「アジアとの架け橋」「アートの裾野拡大」というコンセプトを維持しつつ、さらなる展開に向けた行政との連携強化も図る。行政からは昨年を上回る4団体が出展するほか、福岡県や山口県宇部市などとも連携し、未来へ向けた広がりの可能性を追求していく。

 コラボレーション出展となるのは、初出展5軒を含む全11軒。artkake、ARToVILLA*、Gallery CONTAINER(岩田屋本店)、Fukuoka Wall Art Project 2026、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(株式会社阪急阪神百貨店)*、福岡県|旧上庄小レジデンスプログラム、一般財団法人九州美術振興財団、九州産業大学 芸術学部 芸術表現学科、福岡県|まごころアート FUKUOKA GALLERY*、UBE現代日本彫刻展2027*、White Water Gallery*。(*は初出展)

「AFAF AWARD」に写真部門を新設

 さらに、昨年に引き続き、次世代を担うアーティストの発掘と支援を目的とした公募展「AFAF AWARD powered by E.SUN BANK」の開催も決定した。台湾の玉山銀行(E.SUN BANK)の協賛のもと、会場内の特設ブースにて入選作品の展示が行われる。今年は、従来の「AFAF AWARD」「AFAF AWARD 登竜門」の2部門に加え、新たに写真に特化した部門を新設。アーティストの多様な表現に応える場をさらに拡充していく。詳細および応募受付の開始は6月下旬を予定しており、公式ウェブサイトやSNSにて順次発表される。

昨年の「AFAF AWARD」ブースの様子