霞会館記念学習院ミュージアムが開館。皇族・華族ゆかりの品々ずらり
学習院大学に新たな大学博物館「霞会館記念学習院ミュージアム」が誕生。そのリニューアルを記念した特別展「華族文化 美の玉手箱 芸術と伝統文化のパトロネージュ」がスタートした。

学習院大学に新たな大学博物館「霞会館記念学習院ミュージアム」が誕生。そのリニューアルを記念した特別展「華族文化 美の玉手箱 芸術と伝統文化のパトロネージュ」がスタートした。会期は5月17日まで。
学習院大学史料館は、1949年に開学した学習院大学の附置研究施設として75年に設立。開館以来、史・資料の収集・保存、調査・研究、展示・公開 を行い、数多くの展覧会も開催してきた。そのコレクションは古文書、絵画、工芸など25万点を超え、なかでも皇族・華族ゆかりの品々は、貴重な史・資料、美術品群と言える。
同展は、霞会館記念 学習院ミュージアムの柿落としとなるもの。「学習院」「皇族・華族」に関する史・資料・美術品を収集し、調査研究を続けてきた同館のコレクションのなかから、皇族・華族ゆかりの品々を展覧し、日本のパトロネージュの一端を紹介。職人たちの庇護を目的に制作された工芸品、皇族・華族らの暮らしを彩った調度品や身の回りの品々、儀礼で用いられる装束やドレス、絵画、工芸、古文書、文学史料など約100点を展覧できる機会となっている。
