雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年1月号の「クアラルンプール」では、その活動や作風が再評価されつつあるマレーシアのアーティスト、ニルマラ・ドゥットの仕事を通覧する「ニルマラ・ドゥット:ステートメント」展を紹介する。ドゥットが生涯をかけて向き合い、主張し続けてきたことは何か。現在の再評価への道のりを金井美樹が考察する。
文=金井美樹

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