EXHIBITIONS

黒瀬正剛「Field」

hitoto
2025.04.12 - 05.03

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 hitotoで、黒瀬正剛による個展「Field」が開催されている。

 黒瀬正剛は1978年大阪府生まれ。奈良県生駒市在住。1999年に成安造形短期大学造形芸術学科イラストレーションクラスを卒業。東洋に由来する書道筆と流動性を高めたアクリル絵具を用いて、文字・記号・絵画などによって文節化される以前のエネルギーの総体として世界をとらえるべく、制作を続けてきた。2022年、初となる作品集「Dots – Lines」を刊行。2023年より古典的な写真技法であるサイアノタイプを用いて、自分自身の描画行為を被写体とした「Sign」シリーズに取り組む。

 2024年頃より、黒瀬の作品は線を中心としたものから、面、領域(Field)へと拡がりを見せているという。本展では、そうした「線」から「領域」への移行を感じさせる作品群を発表。