ポップ・アート　時代を変えた4人

　三重県立美術館で、特別展「ポップ・アート　時代を変えた4人」が開催される。

　本展では、商品パッケージや報道写真など日常のモチーフを芸術作品に取り込み、1960年代のアメリカ美術を席巻したポップ・アートに注目する。ポップ・アートを代表するロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズの版画作品を中心に、同時代に活躍した作家たちの作品も紹介する。

　出品作品は、スペインで大規模なポップ・アート作品のコレクションを所蔵するホセルイス・ルペレスのコレクション（ホセルイス・ルペレス・コレクション）で構成される。ルペレスの世界屈指のポップ・アート・コレクションが日本で公開されるのは今回が初めてであり、ウォーホルやリキテンスタインの作品のほか、ロバート・インディアナ、ジェームズ・ローゼンクイスト、トム・ウェッセルマン、ジム・ダインなど同時代の作家の作品も展示される。