2025.8.23

若手アーティストの才能が丸の内に集結。「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2025」が開催へ

若手アーティストを対象とした現代美術展「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2025(AATM)」が、東京・丸の内の行幸地下ギャラリーで開催される。会期は9月8日〜23日。

会場の展示イメージ(AATM2024入選者 磯崎海友)
前へ
次へ

 三菱地所株式会社が、若手アーティストを対象とした現代美術展「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2025(AATM)」を開催する。会場は行幸地下ギャラリーで、会期は9月8日〜23日。

 2007年に始まった同展は、美術大学の卒業・修了制作展を審査員が訪問し、有望な作品を発掘する形式をとる。今年で19回目を迎え、全国18校の美術大学・大学院から推薦された146点のなかから、厳選された20点の作品を展示する。

アートアワードトーキョー丸の内2024グランプリ受賞作品。高田マル《こわれながらうまれる(間違った言葉)》

 選出された作品は丸の内エリアに展示され、開幕日の9月8日にはグランプリや審査員賞などが発表される予定だ。また、来場者はスマートフォンアプリ「PINTOR」を通じて、作品解説を閲覧したり、作家に直接質問を投稿して回答を得たりすることができる(一部アーティストを除く)。

 さらに、特別企画として「AATM2025 サテライト展」が三菱一号館美術館のEspace 1894で開催。2007年の第1回展に参加し、現在も活躍を続ける薄久保香や谷口真人の作品が紹介される。