「HERALBONY Art Prize 2025 Exhibition」が東京・丸の内で開催へ。アートと社会の新たな接点
障害のある作家たちの創造性を、社会のなかで輝かせることを目的に創設された国際アート賞「HERALBONY Art Prize」。その第2回展となる「HERALBONY Art Prize 2025 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」が、5月31日より三井住友銀行東館1Fアース・ガーデンで開催される。

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)が主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」。同賞において、グランプリをはじめとする各賞の受賞者および最終審査進出作家、総勢61名による全65点の作品を紹介する展覧会「HERALBONY Art Prize 2025 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」が、5月31日より三井住友銀行東館1Fアース・ガーデンで開催される。
HERALBONY Art Prizeは、障害のある作家を対象に、プロ・アマチュア、年齢、国籍を問わず、創作の力を社会に届けることを目的として2024年に創設された国際アート賞である。審査には国内外のキュレーターや美術関係者が参加し、受賞作品はグランプリ、審査員特別賞、そして企業との協働を想定した「企業賞」で構成される。
第2回となる本年は、65の国と地域から1320名の作家が応募し、応募総数は2650点にのぼった。グランプリには、フランス出身のアーティスト、エヴリン・ポスティックによる《La Reine Charlotte(シャーロット王妃)》が選出された。ポスティックには、賞金300万円が授与されるほか、ヘラルボニーとの作家契約を締結。今後は国内外のライセンス展開や展示を通じて、作品がさらに広く発信される予定だという。
