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流麻二果

Manika Nagare

 流麻二果は1975年大阪府生まれ、香川県育ち。1997年女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業。2002年に文化庁新進芸術家在外研修員としての渡米を機に、08年までニューヨークに滞在、04年には公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員としてトルコにも滞在。各色をキャンバス上に薄い層にして伸ばし、乾いてから別の色の薄い層を重ねるという独自の手法によって作品を制作している。現在は東京を拠点に制作を行いながら、港区立麻布図書館や裏磐梯高原ホテルを初めとした多くのパブリックアートにも取り組み、またファッションブランドとコラボレーションするなど多方面で精力的に活動している。近年の個展に、Gallery Naree(ソウル、2024)、Miyako Yoshinaga Gallery(ニューヨーク、2023)、ポーラ・ミュージアム・アネックス(東京、2022)、高梁市成羽美術館(岡山、2022)、ユカツルノギャラリー(東京、2018)、ポーラ美術館(神奈川、2018)、ギャルリー東京ユマニテ(東京、2016)など。作品は高松市美術館や練馬区立美術館等に収蔵されている。