EXHIBITIONS
西洋絵画、どこから見るか?
―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館
国立西洋美術館で「西洋絵画、どこから見るか? ―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」が開催される。
サンディエゴ美術館は、地元の有力市民たちの主導のもと1926年に開館し、16世紀スペインのプラテレスコ様式を復古したその建物には、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアなど世界各地の美術作品約32000点が収蔵されている。なかでも核となるのはヨーロッパ古典絵画のコレクションで、それらはおもに1930〜40年代にかけて、パットナム姉妹を中心とした篤志家の協力により築かれた。そのラインナップは網羅的でありながら、同国のコレクターの好んだ初期イタリア絵画や、サンディエゴの歴史を反映したスペイン美術に優作が多いことが特徴といえる。
本展では「作品をどのように見ると楽しめるか」という観点から、ルネサンスから19世紀末までの600年にわたる西洋美術の歴史を両館の所蔵品88点によって紹介する。関連する作品をペアや小グループごとに展示、比較して鑑賞することで、様々な角度から絵画が持つストーリーを深掘りする構成となっている。
サンディエゴ美術館は、地元の有力市民たちの主導のもと1926年に開館し、16世紀スペインのプラテレスコ様式を復古したその建物には、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアなど世界各地の美術作品約32000点が収蔵されている。なかでも核となるのはヨーロッパ古典絵画のコレクションで、それらはおもに1930〜40年代にかけて、パットナム姉妹を中心とした篤志家の協力により築かれた。そのラインナップは網羅的でありながら、同国のコレクターの好んだ初期イタリア絵画や、サンディエゴの歴史を反映したスペイン美術に優作が多いことが特徴といえる。
本展では「作品をどのように見ると楽しめるか」という観点から、ルネサンスから19世紀末までの600年にわたる西洋美術の歴史を両館の所蔵品88点によって紹介する。関連する作品をペアや小グループごとに展示、比較して鑑賞することで、様々な角度から絵画が持つストーリーを深掘りする構成となっている。