EXHIBITIONS
ここに、あり続ける / Here to Remain.
TURRELLで「ここに、あり続ける / Here to Remain.」(シリーズ第2弾)が開催されている。
新宿を中心に多角的な事業を展開するSmappa!Groupは、2024年8月に石川県金沢市にオープンしたホストクラブ・TURRELL(タレル)で現代アートギャラリーを展開。同廊では、金沢の若手作家の紹介に特化した展覧会シリーズ「ここに、あり続ける / Here to Remain.」を継続開催しており、今回、その第2弾がスタート。
TURRELLでは、ホストクラブの営業時間前をギャラリーの開館時間とし、予約制で作家本人による案内付きのプライベートビューイングというかたちで展示を体験することができる。同廊は金沢の若手作家を紹介する展覧会を開催し、定期的にアップデートを行ってきた。
展覧会の第2弾となる今回は、TURRELLのシンボル的彫刻《ずっと、ここにあった》を手がけた深田拓哉、現代社会の不要物を石彫に昇華させる丹羽啓に加え、新たにO33(おう・さんさん)を迎えた。
内モンゴル出身のO33は、羊の腸といった生命の内側にありながらも外部とつながる素材を用い、曖昧さや境界の問題を探求。自身のアイデンティティにおいても「モンゴル人であり、中国人でもある」という二重性と向きあいながら、現在は金沢を拠点に作家活動を続ける。作品は、存在の持続や自己と世界との関係を問いかけるものでもあるという。
鉄や石といった硬質な素材を用いる深田、丹羽の作品と対照的に、O33の作品は、生と死、内と外を行き来する有機的な質感を持つ。それらがともにあることで、存在の持続についての異なる視点を浮かび上がらせ、その意味を問いかける。
新宿を中心に多角的な事業を展開するSmappa!Groupは、2024年8月に石川県金沢市にオープンしたホストクラブ・TURRELL(タレル)で現代アートギャラリーを展開。同廊では、金沢の若手作家の紹介に特化した展覧会シリーズ「ここに、あり続ける / Here to Remain.」を継続開催しており、今回、その第2弾がスタート。
TURRELLでは、ホストクラブの営業時間前をギャラリーの開館時間とし、予約制で作家本人による案内付きのプライベートビューイングというかたちで展示を体験することができる。同廊は金沢の若手作家を紹介する展覧会を開催し、定期的にアップデートを行ってきた。
展覧会の第2弾となる今回は、TURRELLのシンボル的彫刻《ずっと、ここにあった》を手がけた深田拓哉、現代社会の不要物を石彫に昇華させる丹羽啓に加え、新たにO33(おう・さんさん)を迎えた。
内モンゴル出身のO33は、羊の腸といった生命の内側にありながらも外部とつながる素材を用い、曖昧さや境界の問題を探求。自身のアイデンティティにおいても「モンゴル人であり、中国人でもある」という二重性と向きあいながら、現在は金沢を拠点に作家活動を続ける。作品は、存在の持続や自己と世界との関係を問いかけるものでもあるという。
鉄や石といった硬質な素材を用いる深田、丹羽の作品と対照的に、O33の作品は、生と死、内と外を行き来する有機的な質感を持つ。それらがともにあることで、存在の持続についての異なる視点を浮かび上がらせ、その意味を問いかける。