EXHIBITIONS
WAVE WEAVE ― 音と織物の融合
HOSOO GALLERYで「WAVE WEAVE ― 音と織物の融合」が開催される。
カールステン・ニコライは、1965年旧東ドイツ生まれのアーティストで、坂本龍一との共演でも知られる電子音楽家・アルヴァ・ノト(Alva Noto)としても活動。旧東ドイツの織物産業都市に生まれ育ち、1000点以上の紋意匠図を所有するなど、織物に関する造詣も深い。
本展は、ニコライの視覚・聴覚表現と、HOSOOが受け継いできた西陣織の伝統技術との融合によって実現したふたつの新作から構成。ひとつは、HOSOOの織物工房を舞台に制作された映像と音響によるインスタレーション《WAVE WEAVE》。もうひとつは、電子音楽をソノグラム化し、視覚化された音を織物として表現した《SONO OBI》である。
ニコライは、織物を「時間を内包する媒介的存在」ととらえており、伝統とテクノロジーが交錯する表現を通じて、新たな知覚体験の創出に挑戦する。本展は、HOSOOが長年培ってきた伝統工芸技術と、現代アートおよび音楽表現の接点を提示する機会となるだろう。
カールステン・ニコライは、1965年旧東ドイツ生まれのアーティストで、坂本龍一との共演でも知られる電子音楽家・アルヴァ・ノト(Alva Noto)としても活動。旧東ドイツの織物産業都市に生まれ育ち、1000点以上の紋意匠図を所有するなど、織物に関する造詣も深い。
本展は、ニコライの視覚・聴覚表現と、HOSOOが受け継いできた西陣織の伝統技術との融合によって実現したふたつの新作から構成。ひとつは、HOSOOの織物工房を舞台に制作された映像と音響によるインスタレーション《WAVE WEAVE》。もうひとつは、電子音楽をソノグラム化し、視覚化された音を織物として表現した《SONO OBI》である。
ニコライは、織物を「時間を内包する媒介的存在」ととらえており、伝統とテクノロジーが交錯する表現を通じて、新たな知覚体験の創出に挑戦する。本展は、HOSOOが長年培ってきた伝統工芸技術と、現代アートおよび音楽表現の接点を提示する機会となるだろう。