EXHIBITIONS

青山悟「時間ミシン|Time Machine」

青山悟《時間ミシン Time Machine》(2026)撮影:宮島径 / Photography by MIYAJIMA Kei ©AOYAMA Satoru, Courtesy of Mizuma Art Gallery

 イムラアートギャラリーで、青山悟の個展「時間ミシン|Time Machine」が開催される。会期は7月4日〜25日。

 青山は高校時代に渡英し、ロンドンのゴールドスミスカレッジでテキスタイルアートを学んだ。ジェンダースタディーを基礎とする同学科のミシン室で、工業用ミシンによる制作を始めている。

 本展では、2012年にセルビアのベオグラードで開催されたグループ展で青山が出会った佐藤雅晴、城田圭介との関係を背景とする作品を展示。出品作品には、佐藤が2010年に同ギャラリーで開催した個展「バイバイカモン」のフライヤーを青山がミシン刺繍でトレースした作品や、キュレーターのJelena Stojkovićからの絵葉書の刺繍作品が含まれる。

 また本展覧会では、近年青山がテーマとしてきた社会のなかで「消えゆくものたち」にも注目。時間の不可逆性に向き合い、労働の価値や人間性の変容を取り上げる。展示は、数百年後のとある展示室を想定したインスタレーションで構成。さらに同時開催となる美術館「えき」KYOTOでの個展「刺繍少年フォーエバー in Kyoto」の最終展示室として位置付けられた作品を紹介する。