マティスが1896年春の国民美術教会のサロンに出品した4点の作品のうちのひとつで、800フランで国家買上げとなった初期の代表作。モデルの女性は最初のパートナー、キャロリーヌ・ジョブローです
画家のブレイク前夜に描かれた、本展の最注目作品のひとつ。マティス作品のなかでは数少ない「新印象主義」スタイルの点描技法で描かれたレアな作品です
《豪奢、静寂、逸楽》の登場人物を再び登場させ、「フォーヴィスム」の次を目指して、プリミティブな造形表現で描かれた意欲作。発表直後の評判は決して良くはなかったものの、すぐにパトロンに買い取られました
雑誌『美術手帖』最新号を毎号お届け。
さらに2018年6月号以降の全ページが電子書籍で読み放題。

初回お届け
2026年1月号
特集「韓国の現代アート最前線」
プレミアムプラス会員
¥850 / 月