馬喰町に新たなギャラリースペース。BAF STUDIO TOKYOのオープニング展覧会は女性作家3人による「NEWEN」
東京・⾺喰町にオープンしたギャラリーBAF STUDIO TOKYOで、初の企画展「NEWEN(ニューン)」が1月25日より開催される。これまで交わることのなかった3人の女性アーティスト、山崎由紀子、wimp、添田奈那、による展覧会で、それぞれの代表作と新作を展示する。
1月25日より、東京・馬喰町のBAF STUDIO TOKYOで初の展覧会「NEWEN(ニューン)」が開催される。BAF STUDIO TOKYOは、アートのサブスクリプションサービスやギャラリー運営を手がけるアートテクノロジーズ株式会社により設立され、ディレクションを東京・半蔵門のオルタナティブスペース「ANAGRA」の細野晃太朗が務める。
「NEWEN」に参加するのは⼭崎由紀⼦、wimp(ウィンプ)、添⽥奈那の3人。
⼭崎由紀⼦は、コンピューター上で制作したコラージュをもとにペインティングを制作し、特徴的な画⾯構成をつくり出す。
wimp(ウィンプ)は、ペインティング、プリント作品、映像、3Dプリンターによる彫刻など、多彩な⼿法を駆使するアーティスト。今回は、3Dプリンターによる彫刻と新作のペインティング作品を発表する。
添⽥奈那は19年9⽉に代官⼭のヒルサイドフォーラムで開催された「ART STARTUP 100」に選出されているアーティスト。今回はペインティングやアニメーション作品を制作し発表する。
また、会場では制作のプロセスで出た廃材や、アーティストの⽣活の中で発⽣したゴミを展⽰。発想から作品になるまでの消費の過程を可視化する試みとなっている。