旗が媒体に? 「KAMU kanazawa」が新プロジェクト。第1弾はライアン・ガンダー
setchu株式会社が運営する私設の現代美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」は、石川県を代表するテクノロジー商社・三谷産業株式会社と協同プロジェクト「TOWN hack Flag Art Project with MITANISANGYO」をスタートさせる。

金沢の私設現代美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」が、石川県を代表するテクノロジー商社・三谷産業株式会社と協同プロジェクト「TOWN hack Flag Art Project with MITANISANGYO」をスタートさせる。
KAMU kanazawaは金沢21世紀美術館にほど近い場所に、2020年6月に開館。中核となる施設「KAMU Center」を含め、市内に複数ヶ所の展示スペースを点在させている。
同館は屋外プロジェクト「TOWN hack(タウンハック)」として、金沢の街全体を展示空間ととらえ、本多公園や香林坊の地下広場、新天地商店街、金沢市内18ヶ所の電柱など、街の文化や景観の特徴をいかしながら現代アートを街に溶け込ませ、金沢の街中で気軽にアートにふれられる環境をつくってきた。今回のプロジェクトはこの取り組みをさらに広げるものだ。
本プロジェクトは、旗を媒体にアーティストが作品を製作し、三谷産業金沢本社の社屋正面にある掲揚塔(フラッグポール)に作品を掲げるというもの。作品は三谷産業にアーカイヴされ、シリーズ化される。
