2025.9.20

横浜美術館がリニューアルオープン記念展「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」を開催へ

横浜美術館は、リニューアルオープン記念展として「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」を開催する。

田中功起 可傷的な歴史(ロードムービー) 2018 ビデオ・インスタレーション サイズ可変 個人蔵

 横浜美術館は、リニューアルオープン記念展として「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」を開催する。会期は、12月6日~2026年3月22日。

 本展は、ゆたかな歴史を育んできた日韓両国のアートを通して、互いの姿や関係性をあたらしく発見しようとするもの。

 今回の展示は、1965年の日韓国交正常化から60年となる節目に合わせ、韓国の国立現代美術館との共同企画により開催。 「おかえり、ヨコハマ」 「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」に続き、 リニューアルオープンの理念となる「多文化共生、多様性尊重」が表現される。

 50組以上の作家による約160点の作品が日韓両国から集い、韓国の国立現代美術館の所蔵品から優品19点が来日するほか、日本初公開の作品、本展のための新作も見ることができる。

 両国の美術館が約3年間の調査と準備期間を経て実現される本展は、横浜での開催後、2026年5月より国立現代美術館果川でも開催される予定だ。

 アートを通して知られざる2国間の歩みをたどる国際的にも初の大規模展示に、足を運んでみてほしい。