画家・西村有が個展を開催。展覧会初日には大型の新作絵画を特別展示
「絹谷幸二賞2017」などを受賞している画家・西村有が、KAYOKOYUKIで個展「portrait」を開催する。会期は9月23日〜10月22日。
西村有は1982年神奈川県生まれ。「FACE 2016 損保ジャパン美術賞絵画のゆくえ(優秀賞)」や「絹谷幸二賞2017」を受賞し、17年には、シカゴでのグループ展「MISAKO & ROSEN キュレーション展ー夏の扉」(シェーンキャンベルギャラリー)に参加した。
ずらして描かれた輪郭線や色面で構成される画面は、西村の作品の特徴の一つ。16年以来2日目の個展となる本展のタイトル「portrait」には、肖像画だけでなく、森のなかを歩く人物や動物、車、それらを取り巻く風景自体も含まれている。
また今回は、初の作品集『looking at something』も刊行。これに加えて、展覧会初日のみ、KAYOKOYUKIに隣接する駒込倉庫で、大型の新作絵画を中心とした特別展示を行う。