「青い眼のオオカミ」が問いかける「不在」の謎。10組の作家による
グループ展開催
画家や詩人など様々なジャンルの作家が、「青い眼のオオカミ」をキーとして「不在」をテーマにした作品を展示する「オオカミの眼」展が、東京・神宮前のBlock Houseで開催される。会期は12月13日〜27日。
絵画やイラストのなかで、オオカミの眼は青色で描かれることがある。しかし、生物学的には青い眼のオオカミは存在せず、亜種も含めたすべてのオオカミの眼は金色だ。
本展は、実在しない「青い眼のオオカミ」を出発点に、「いないはずのものから得る実感」について、作品を通してふれることを目的として企画されたもの。画家、漫画家、イラストレーター、詩人、音楽家など、様々なジャンルの作家が参加し、「不在」とは、「アクチュアリティ」とは何かを問う。
キュレーションは大下裕司。参加作家は、大小島真木、小笠原鳥類、川村元紀+山形一生、小石ちかさ、桜沢直毅、佐藤雅晴、関川航平、チバガク、坪山斉、山本悠の10組11名。会期中には、音楽家の桜沢直毅によるライブも行われる。