2020.5.17

井田幸昌の国内初作品集『YUKIMASA IDA:Crystallization』が刊⾏。記念展覧会も開催

アーティスト・井⽥幸昌の国内初となる作品集が6月2日に刊⾏。これを記念して、銀座 蔦屋書店のイベントスペース「GINZA ATRIUM」では展覧会も開催される。会期は6⽉2⽇〜30⽇。

『YUKIMASA IDA:Crystallization』(美術出版社)表紙
前へ
次へ

 2016年、CAF賞にて名和晃平賞を受賞し、翌年レオナルド・ディカプリオ・ファンデーションオークションに最年少で参加。現在では多くのコレクターより支持される若手アーティスト・井田幸昌の国内初の作品集『YUKIMASA IDA:Crystallization』(美術出版社)が、6月2日に刊行される。

 作品集には、これまで井田が手がけてきた人物画、抽象画、彫刻作品といった幅広い作品を収録。さらに、10メートルを超える未発表の大作《箱庭 -創造的な寓意-》も、折り込みで収録されている。

『YUKIMASA IDA:Crystallization』(美術出版社)より
『YUKIMASA IDA:Crystallization』(美術出版社)より

 同作品集は200部限定の特装版も用意される。2.9×6.4メートルの描き下ろしの油彩作品を200分割し各ピースを表紙とした特装本とともに、10⾊、各20エディションのプリント作品《Portrait》と、表紙作品の全像を掲載したポスターをセット。アートECサイト「OIL by 美術手帖」の特設サイトにて6月2日より抽選受付を行う。

『YUKIMASA IDA:Crystallization』特装版の表紙に使用された作品

 また、作品集の刊行を記念して銀座 蔦屋書店のイベントスペース「GINZA ATRIUM」では作品集と同名の展覧会を開催。特装本の表紙に使われた200点の油彩作品全点を⼀挙に並べて展⽰する。会期は6月2日〜30日。

 今年、30歳を迎える井田。その20代の画業を、大判サイズで贅沢に堪能できる作品集となっている。 

井田幸昌