葛飾北斎の《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》がレゴ®になって登場
ゴッホの《星月夜》で話題を集めたレゴ®が、今度は葛飾北斎の《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》を商品として発売する。
ニューヨーク近代美術館とコラボレーションし、フィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》を発売し話題をさらったレゴ。今度は葛飾北斎《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》を大人向けレゴ®アートとして発売する。
《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》は言わずと知れた北斎の代表作のひとつ。小舟の群れを覆う大きな波の向こうに日本を代表する山「富士山」が描かれている、北斎作品のなかでも抜群の知名度を誇る作品だ。レゴグループは、この世界的な名作とその約2世紀にわたる歴史に敬意を表し、レゴ®アートの形式で再構築した。
本セットでは、北斎の原画の線と奥行きを表現するために、様々な形状のレイヤーやエレメントを使用。1810ピースで作品が構築されている。また原画について記載されたプレミアムブックレットと特製サウンドトラックが付属するのもポイントだ。
レゴグループ デザイナーのアンネメッテ・バスカー・ニルセンは、「このセットは、ファンがリラックスして自分の流れを見つけることができるように、たくさんの方法を提供しています。組み立てのプロセスに没頭するだけでなく、作品がどのように構成されているのかを知ることができるのです。すぐにそれと分かる北斎の原画と約 200 年にわたる豊かな歴史に
興味を持つきっかけになります」とコメントを寄せている。
2023年に富士山は世界文化遺産登録10周年を迎える。この機会に北斎の名作をレゴ®アートとして実際に組みたて、作品と向き合う時間を過ごしてみてはいかがだろうか。