Bunkamuraザ・ミュージアムが拡大移転へ。29年度に竣工予定
現在休館中の「Bunkamuraザ・ミュージアム」が、東急百貨店跡地にできる新施設 「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」に拡大移転する。

東急百貨店本店の建て替えに伴い、現在休館している「Bunkamuraザ・ミュージアム」。同館が、東急百貨店跡地にできる新施設 「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」(地上34階、地下4階)の7階に移転する。竣工は2029年度。
このプロジェクトは、リテールやスモールラグジュアリーホテルとして日本初進出となるホテルブランド「The House Collective(ザ・ハウス・コレクティブ)」、都市型居住を実現する賃貸レジデンスを有するもので、ミュージアムの移転・開業をきっかけとして、Bunkamuraとのさらなる融合を推進し、新たな大型文化複合拠点を目指す。

同館を含む施設全体のデザインアーキテクトを担当するのはノルウェーの建築・デザイン事務所「Snøhetta(スノヘッタ)」。展示面積は複数の展示室からなる約1000平米で、展示室の一部は最大約6メートルの天井高となるという。展示面積の拡大と最新の展示設備の導入により、幅広い分野の大型展覧会の開催が可能となる。