2025.5.15

東大と藝大が包括提携。共同プロジェクトや施設の相互利用も

国立大学法人東京大学と国立大学法人東京藝術大学が包括連携協定を締結した。

東京藝術大学 (c)photoAC

 国立大学法人東京大学と国立大学法人東京藝術大学が、5月8日に包括連携協定を締結したことが発表された。

 東京大学と東京藝術大学は、文部科学省および日本学術振興会(JSPS)が実施する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されている。これを契機として、教育・研究・社会貢献の全般において、個性・特色を活かした積極的に活動し、両大学の特長を活かした多様な活動を通じ、その知見を展開。教育研究を通じた人材育成及び地域社会への貢献に寄与することを目指すという。

 包括連携協定の内容は以下の7つとしている。

教職員の交流に関する事項
学生の交流に関する事項
教育に関する事項
共同研究に関する事項
地域社会への貢献に関する事項
施設に関する事項
その他甲及び乙が必要と認める事項

 また、今後の取組としては「地域中核・研究大学強化促進事業の連携大学」「芸術未来研究場における東大生との地域貢献事業(谷根千地区の地域活性化等)」「東京大学浅野キャンパス再開発計画に伴う『ベンチ共創プロジェクト』」「『UTokyo College of Design』構想における学生交流等の連携」「施設の相互利用」などを挙げている。