EXHIBITIONS

特別企画展

版画家が刻んだ昭和の彩り-館蔵版画集を中心に-

昭和館
2025.03.15 - 04.13, 2025.04.15 - 05.11

1章 小泉癸巳男 第一景 永代と清洲橋(『昭和大東京百図絵』) 昭和3年(1928年)10月 通期展示

 昭和館で、特別企画展「版画家が刻んだ昭和の彩り-館蔵版画集を中心に-」が開催されている。

 昭和館には、昭和の情景をテーマとする版画集など、約600点の木版画が所蔵。なかには、関東大震災から復興した街並みを複数人の版画家が描いた『新東京百景』や、空襲被害を受けた大阪の都市を回顧するため赤松麟作によって制作された『大阪三十六景』などが含まれ、急速な変化を遂げた昭和の街並みや人々の生活が描かれている。

 本展では、同館が所蔵する版画集に焦点をあて、版画家たちが木版画に刻んだ昭和の情景を紹介している。なお、前期と後期で一部展示資料の入れ替えが行われる。