Drawings

　HENKYOで、TIDE、藍嘉比沙耶、小森紀綱による展覧会「Drawings」が開催されている。

　ドローイングは、思考や感覚が純粋なかたちで表出し、線を引くこと自体が作家の意識や身体の動きを直接的に映し出す。紙の上に刻まれた線には、即興性や試行錯誤、あるいは無意識の衝動が息づき、その自由さゆえに新たな表現の可能性が広がる。

　本展では、3名の作家がそれぞれ異なる手法でドローイングに向きあい、独自のアプローチを通して「線の持つ力」を探求。それぞれの作家がドローイングという手法を通して自身の表現を再解釈し、普段の制作とは異なる側面を探る。