EXHIBITIONS
セルジュ・クレマン POST HUIS CLOS
MOMENT Contemporary Art Centerで、カナダ・モントリオールを拠点に活動する写真家、セルジュ・クレマンによる個展「POST HUIS CLOS」が開催されている。
セルジュ・クレマンは、1975年から写真家として活動。世界各地で個展、グループ展を開催し、「Vertige Vestige」「Fragrant Light」「Dépaysé」などの作品を発表。ドキュメンタリーからインスタレーション、詩的な物語、都市景観、写真集まで幅広い表現手段を探求。カナダ芸術評議会、ケベック芸術文学評議会から助成金を受け、2007年にはニューヨークのケベック・スタジオでのアーティスト・イン・レジデンスを経験。2012年にはCALQ芸術創造賞を受賞した。ガスぺジー国際写真祭との国際交流事業で作品を発表するなど、国際的に活動するほか、写真集に特化した展覧会を企画するなど、写真表現の可能性を広げている。
1970年代から写真家として活動を始めたクレマンは、都市の日常に潜む見過ごされがちな雑多な風景から、断片的な記憶を呼び起こすような作品を制作してきた。本展では、モントリオールの街を中心に、コロナ禍の前後に撮影されたモノクロ写真30点を展示。
あわせて、クレマンが様々な都市で撮影した写真をもとに制作した映像作品を上映するほか、会期中には作家が奈良に一時滞在し、新作を随時追加。また、本展と連携し、京都国際写真祭の期間(〜5月11日)に開催される、シニア世代の写真・映像芸術プロジェクト「FOTOZOFIO」(*)の四条通東洞院地下道会場においても、セルジュ・クレマンの作品を特別展示している。
*──FOTOZOFIOは、50歳以上の人を対象に写真・映像作品を募集し、個人の視点からとらえた経験や記憶をアーカイブすることを目的に2021年からスタートしたプロジェクト。作品をウェブ上に公開し、芸術祭での発表や出版の機会を提供するほか、著名なアーティストによるセミナーやポートフォリオレビューを通じて創作支援を行う。
セルジュ・クレマンは、1975年から写真家として活動。世界各地で個展、グループ展を開催し、「Vertige Vestige」「Fragrant Light」「Dépaysé」などの作品を発表。ドキュメンタリーからインスタレーション、詩的な物語、都市景観、写真集まで幅広い表現手段を探求。カナダ芸術評議会、ケベック芸術文学評議会から助成金を受け、2007年にはニューヨークのケベック・スタジオでのアーティスト・イン・レジデンスを経験。2012年にはCALQ芸術創造賞を受賞した。ガスぺジー国際写真祭との国際交流事業で作品を発表するなど、国際的に活動するほか、写真集に特化した展覧会を企画するなど、写真表現の可能性を広げている。
1970年代から写真家として活動を始めたクレマンは、都市の日常に潜む見過ごされがちな雑多な風景から、断片的な記憶を呼び起こすような作品を制作してきた。本展では、モントリオールの街を中心に、コロナ禍の前後に撮影されたモノクロ写真30点を展示。
あわせて、クレマンが様々な都市で撮影した写真をもとに制作した映像作品を上映するほか、会期中には作家が奈良に一時滞在し、新作を随時追加。また、本展と連携し、京都国際写真祭の期間(〜5月11日)に開催される、シニア世代の写真・映像芸術プロジェクト「FOTOZOFIO」(*)の四条通東洞院地下道会場においても、セルジュ・クレマンの作品を特別展示している。
*──FOTOZOFIOは、50歳以上の人を対象に写真・映像作品を募集し、個人の視点からとらえた経験や記憶をアーカイブすることを目的に2021年からスタートしたプロジェクト。作品をウェブ上に公開し、芸術祭での発表や出版の機会を提供するほか、著名なアーティストによるセミナーやポートフォリオレビューを通じて創作支援を行う。