EXHIBITIONS

時を超えたジャポニズム

体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN

江戸の魂、覚醒する。

2025.04.26 - 2026.01.18
 角川武蔵野ミュージアムで「時を超えたジャポニズム 体感型デジタルアート劇場  浮世絵 RE:BORN  江戸の魂、覚醒する。 」が開催されている。

 江戸時代に誕生し、花開いた浮世絵。庶民に親しみやすい主題が描かれ、木版印刷により量産され安価で流通した浮世絵は、当時の重要なメディアのひとつだった。

 浮世絵には人々の日常が描かれており、当時の流行や暮らし、日本の風景を知ることができる。歴史や伝説上の武士や英雄を描いた武者絵、歌舞伎役者を描いた役者絵、芸者や遊女、市井の女性を描いた美人画、各地の名所や富士山などを描いた風景画など、描かれる主題は多岐にわたる。
 
 本展は、これまでも数多く共作をしてきたクリエイティブディレクターのジャンフランコ・イアヌッツィとタッグを組み、浮世絵による体感型デジタルアート展だ。喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳といった名だたる浮世絵師たちが描いた世界のなかで、名所や宿場町を巡り、芝居小屋で歌舞伎を鑑賞し、伝説の生き物や妖怪たちに囲まれながら、当時の人々の喜びや楽しさを体感できるだろう。音楽は、竜馬四重奏を率いるヴァイオリニストの竜馬による完全書き下ろしだ。