EXHIBITIONS
scopic measure #17
マヤ・エリン・マスダ Ecologies of Closeness 痛みが他者でなくなるとき
山口情報芸術センター[YCAM]が気鋭のアーティストのインスタレーションなどを紹介する展示シリーズ「scopic measure」。その第17弾が、ベルリンを拠点に活動するアーティストのマヤ・エリン・マスダによる新作を含む展覧会だ。
マスダは、映像や液体を用いた作品を通じて、人間中心の社会が自然や動植物に与えてきた影響を問い直し、「クィア・エコロジー」という視点から、国家が生命や出生を管理する「生政治」とテクノロジーの関係を探求している。本展では、放射線による皮膚の変容や、汚染に晒された動物や土地に起こる変化にまつわるリサーチをもとに制作した新作を中心に、過去作《Pour Your Body Out》などが紹介される。
マスダは、映像や液体を用いた作品を通じて、人間中心の社会が自然や動植物に与えてきた影響を問い直し、「クィア・エコロジー」という視点から、国家が生命や出生を管理する「生政治」とテクノロジーの関係を探求している。本展では、放射線による皮膚の変容や、汚染に晒された動物や土地に起こる変化にまつわるリサーチをもとに制作した新作を中心に、過去作《Pour Your Body Out》などが紹介される。