第3回BUG Art Award ファイナリスト展

　BUGで「第3回BUG Art Award ファイナリスト展」が開催される。

　本展は、制作活動年数が10年以下のアーティストを対象としたアワード「BUG Art Award」の第3回において、応募総数418件のなかから選出された6名のファイナリストによるグループ展だ。会期中の9月30日には公開最終審査が実施され、グランプリ1名が選出される。本アワードは、ガーディアン・ガーデンが1992年から継続してきた『ひとつぼ展』『1_WALL』を継承し、若手アーティストの新たな挑戦やキャリア形成を支援するもの。審査過程ではフィードバックの提供や展示に関する相談機会を設け、アーティストの成長を後押しする姿勢が特徴である。

　今回のファイナリストは、沖田愛有美、徐秋成、善養寺歩由、髙橋瑞樹、吉原遼平、里央の6名。絵画、工芸、インスタレーション、映像、メディアアート、ランドアートなど多様な表現が並ぶ。展示位置はファイナリスト間の話しあいによって決定され、BUGの空間を活かした展示プランが構築される。また、今回から新たに美術家の百瀬文とやんツーを審査員に迎え、新体制による審査が行われる。