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EXHIBITIONS

カイ・フランク展 時代を超えるフィンランド・デザイン

2026.06.27 - 09.06

カイ・フランク《KF486》ゴブレット(1968)ヌータヤルヴィ・ガラス製作所 
Photo: Rauno Träskelin ©Architecture & Design Museum Helsinki

 島根県立石見美術館で「カイ・フランク展 時代を超えるフィンランド・デザイン」が開催されてる。会期は6月27日〜9月6日。

 カイ・フランクは1911年11月9日フィンランド大公国ヴィープリ(現ロシア)生まれ。ヘルシンキ美術中央工芸学校(現アアルト大学)を卒業後、複数の会社でインテリアやテキスタイルのデザインに携わり、イッタラ・ガラス製作所やアラビア製陶所、ヌータヤルヴィ・ガラス製作所といったフィンランドを代表するデザインメーカーでデザイナーを務めた。幾何学的な形態を組み合わせ、普遍性を追求した作品で評価を得ている。

 本展は、「フィンランド・デザインの良心」と呼ばれるデザイナー、カイ・フランクを取り上げる。フランクは人々の暮らしに寄り添い、社会的な課題を解決するデザインを目指した。徹底した機能性とシンプルな美しさを追求し、ガラス器の「カルティオ」や陶器の「キルタ」、後継の「ティーマ」などを生み出してそれまでのデザインのあり方を一新し、そのデザイン哲学は今日まで長く採用されている。

 会場では、ヘルシンキ建築&デザイン・ミュージアムのコレクションを中心に、ガラス器、陶磁器などの代表作、ファブリック、スケッチ、写真や映像250点以上を展示し、初期から晩年までの作品と仕事を展覧。また、日本の文化に惹かれ3回の来日を果たしたフランクの足跡や、彼に影響を受けた後のデザイナーの作品も紹介する。