ロエベの大型展覧会が東京に初上陸。「ロエベ クラフテッド・ワールド展」が原宿で開催へ
ロエベの初の大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が東京・原宿で開催。ブランドの豊かな歴史、スペインの伝統、そして手仕事への献身を称え、革新と創造性を追求するファッションとクラフトの融合を紹介する。会期は3月29日〜5月11日。
3月29日〜5月11日の期間、東京・原宿にてロエベの初の大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が開催される。
本展は、ロエベの179年にわたる豊かな歴史、スペインの伝統、そして手仕事への献身を称えるもので、革新と創造性を追求し続けるロエベのファッションとクラフトの文化を紹介する展覧会。昨年上海で初めて開催され、その後、世界各地を巡回し、今回ついに東京に上陸することとなった。
日本は、ロエベが1973年にヨーロッパ圏外に初めて出店した国であり、以来ブランドと日本は深い文化的対話を続けてきた。今回の展覧会は、プリツカー賞の受賞建築家レム・コールハースらによって設立された建築設計事務所OMAとのコラボレーションによってデザインされ、ロエベが創業された1846年からの歩みを追いながら、同ブランドのアイコニックなデザインや文化的なコラボレーションの数々を巡る旅へと来場者を誘う。
展示は手仕事の喜びを伝える物語となり、パリのランウェイの最前列を体験できるように構成。また、壮大でインタラクティブな部屋では、スタジオジブリや京都の陶芸ユニット「スナ・フジタ」など、ロエベの近年のコレクションにインスピレーションを与えた想像力の世界へと没入できるという。
さらに、東京での開催を記念して、ロエベが日本国内外で行ってきた文化プロジェクトやコラボレーションを紹介する特別展示も行われる。これには、京都で400年以上にわたって茶の湯釜をつくり続けてきた大西家のドキュメンタリー映像や、ロエベ財団 クラフトプライズのファイナリストである四代田辺竹雲斎、渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、ミラノサローネでコラボレーションを行ったARKO、松本破風、米澤二郎らの作品が含まれる。
なお本展は予約制で開催され、入場は無料となる。ロエベのブランドが持つ歴史的背景と革新の精神を感じる貴重なチャンスであり、ファッションとクラフトが織りなす新たな世界を体験できる機会をぜひお見逃しなく。