麻布台ヒルズのGallery & Restaurant 舞台裏で宮永愛子「万寿の園」が開催。麻布台地域の歴史をリサーチ
麻布台ヒルズ内にある「Gallery & Restaurant 舞台裏」で宮永愛子の個展「万寿の園」を開催される。会期は8月30日〜10月19日。

麻布台ヒルズ内にある「Gallery & Restaurant 舞台裏」で宮永愛子の個展「万寿の園」を開催される。会期は8月30日〜10月19日。
宮永は1974年京都市生まれ、京都市在住。2008年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。日用品をナフタリンでかたどったオブジェや、塩や葉脈、陶器の貫入音を使ったインスタレーションなど、 気配の痕跡を用いて時間を視覚化し、「変わりながらも存在し続ける世界」を表現してきた。

本展に際して宮永は麻布台の歴史をリサーチ。この地域で生まれ育った夫婦にとっての「懐かしいもの」について質問をし、麻布台ヒルズ前にあるポスト「万寿園前」を基準にすると、かつての景色が浮かんでくるという話を聞いた宮永は、ポストの周囲にあった物語を「万寿の園」としてひも解くことを試みる。

会場ではこうして行われたフィールドワークを通じ、現在につながる街の変化を反映した作品を発表する予定だ。