大規模世界巡回展「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」が日本上陸へ。約30名の女性写真家が参加
2024年夏、南フランス・アルルで開催された「アルル国際写真フェスティバル」で話題となった国際巡回展が、日本に上陸する。

2024年夏、南フランス・アルルで開催された「アルル国際写真フェスティバル」で話題となった国際巡回展「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」が、26年夏に日本に上陸する。会場はヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)。
本展は、女性写真家に光を当てることで、新たな角度からより広範に日本の写真表現をたどり、その歴史を見直す貴重な機会として企画されたもの。1950年代から今日まで、日本の写真史のみならず美術史においても重要な役割を果たしてきた約30名の女性写真家が一堂に会する。
キュレーターは竹内万里子、ポリーヌ・ヴェルマーレ、レスリー・A・マーティン。出品作家は、石内都、石川真生、今井壽恵、岩根愛、潮田登久子、岡上淑子、岡部桃、オノデラユキ、片山真理、川内倫子、小松浩子、今道子、澤田知子、志賀理江子、杉浦邦恵、多和田有希、常盤とよ子、長島有里枝、楢橋朝子、西村多美子、蜷川実花、野口里佳、野村佐紀子、原美樹子、藤岡亜弥、やなぎみわ、山沢栄子、米田知子、渡辺眸ほか。
狭義の「写真」という枠組みを超えて、インスタレーション、コラージュ、映像などを含む多様なアプローチによる創造性豊かな作品を紹介する本展では、約200点が展示。日本の写真界において表現メディアとして世界でも稀に見る独自の発展を遂げた印刷文化にも焦点を当て、多数の資料とともに展示するという。





