東博の《源氏物語図屏風》修復のためのクラウドファンディングが目標を達成。4000万円を超える寄付が集まる
取り壊し間近の民家で発見された伝 土佐光孚筆《源氏物語図屏風》 (江戸時代、19世紀)を修理するための、東京国立博物館によるクラウドファンディングが3000万円の目標金額を達成した。

東京国立博物館が募っていた、取り壊し間近の民家で発見された伝 土佐光孚筆《源氏物語図屏風》(江戸時代、19世紀)を修理するためのクラウドファンディングが、3000万円の目標を達成。11月5日現在で目標を大きく上回る4000万円を超える支援が集まっている。
《源氏物語図屏風》は、2024年11月、東京都内の古民家で発見された一双の屏風。家屋の取り壊しに伴い廃棄される危機に直面していたが、東京国立博物館の研究員が現地で調査した結果、貴重な文化財であることが判明。所有者の厚意により同館が引き取ることが決まった。