EXHIBITIONS
公文健太郎「煙と水蒸気」
LAGで、公文健太郎による写真展「煙と水蒸気」が開催されている。
以下、本展キュレーターの藤木洋介(Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.)による展覧会ステートメントとなる。
「大学1年生の時に父から譲り受けた『OLYMPUS PEN FT』は、望んでいたものとはまるで違う、ミラーをボンドでくっつけるくらいの使い古されたオンボロカメラ。写真を撮ったことがない彼が、父にカメラの使い方を教わりシャッターを押してみると、そんなカメラでも目の前の光景がしっかりと写真に写った。
『煙と水蒸気』と題した本展では、2023年の1年間をかけてこのカメラで撮影した膨大な写真のなかから厳選し展示、販売。2024年にRoll(飯田橋)で開催した同展とは異なる構成となります。初めてシャッターを切った日から25年。写真を生業にするきっかけとなったカメラで撮影した本作は、唯一の父と唯一のカメラの結託によって、彼と写真を未来に誘なった軌跡なのかもしれません。本展にあわせ、同タイトルの写真集(初版在庫わずか)を販売いたします。また、会期中にはアーティスト・トークを開催します。どうぞご期待ください」(展覧会ウェブサイトより)。
以下、本展キュレーターの藤木洋介(Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.)による展覧会ステートメントとなる。
「大学1年生の時に父から譲り受けた『OLYMPUS PEN FT』は、望んでいたものとはまるで違う、ミラーをボンドでくっつけるくらいの使い古されたオンボロカメラ。写真を撮ったことがない彼が、父にカメラの使い方を教わりシャッターを押してみると、そんなカメラでも目の前の光景がしっかりと写真に写った。
『煙と水蒸気』と題した本展では、2023年の1年間をかけてこのカメラで撮影した膨大な写真のなかから厳選し展示、販売。2024年にRoll(飯田橋)で開催した同展とは異なる構成となります。初めてシャッターを切った日から25年。写真を生業にするきっかけとなったカメラで撮影した本作は、唯一の父と唯一のカメラの結託によって、彼と写真を未来に誘なった軌跡なのかもしれません。本展にあわせ、同タイトルの写真集(初版在庫わずか)を販売いたします。また、会期中にはアーティスト・トークを開催します。どうぞご期待ください」(展覧会ウェブサイトより)。