EXHIBITIONS

コレクション展 2025-2026

2025.12.05 - 2026.05.17

工藤麻紀子 冬が恋しい 2023 弘前れんが倉庫美術館蔵(牧寛之氏寄贈)
Photo by Kenji Takahashi ©Makiko Kudo, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

 弘前れんが倉庫美術館で「コレクション展 2025-2026」が開催されている。

 本展は、2020年に開館した弘前れんが倉庫美術館のコレクションを紹介する展覧会である。同館は「記憶を宿した空間と共振する」「世界への入口になる」「地域から生まれる」をキーワードに、この土地ならではのコレクション形成を目指してきた。

 今回の展示では、煉瓦造りの建物や地域に合わせて制作されたコミッション・ワークをはじめ、国内外のアーティストによる収蔵作品を紹介。2025年度の新収蔵作品を中心に構成される。セクション1「未完の豊かさ:奈良美智と杉戸洋」では、同時開催の企画展「杉戸洋展:えりとへり / flyleaf and liner」と関連して、奈良美智と杉戸洋の共作が特別出品されている。セクション2「北へ向かって」では、作家が北の土地へと足を運び、その自然や人々との出会いから生まれた作品、あるいはいまいる場所から北へと思いを巡らせた作品などを紹介。

 出展作家は、雨宮庸介、潘逸舟、工藤麻紀子、奈良美智、蜷川実花、大巻伸嗣、ジャン=ミシェル・オトニエル、ナウィン・ラワンチャイクン、斎藤麗、佐藤朋子、シャギャーン(奈良美智+杉戸洋)、和田礼治郎、吉田真也。