EXHIBITIONS

「死を肖像する」鄭梨愛×金セッピョル 文化人類学とアートの協働がひらく地平

小金井アートスポット シャトー2F
2026.01.24 - 02.23

伊豆風景 2016

 小金井アートスポット シャトー2Fで「『死を肖像する』鄭梨愛×金セッピョル 文化人類学とアートの協働がひらく地平」が開催される。

 鄭梨愛は日本生まれ。小中高ともに朝鮮学校を卒業し、朝鮮大学校で美術を学んだ。活動初期は自身の祖父を対象に絵画作品を制作し、現在は自身のルーツを見据えた映像、インスタレーションなどを中心に制作している。

 本展は、アーティストの鄭梨愛と文化人類学者の金セッピョルが「死そのもの」についてともに考え、対話する過程で生まれた展示となっている。死と葬儀をテーマに研究を進める金の問題意識を背景に「死そのもの」への思索を主題とする。

 今回の展示では、鄭が描いた初期の絵画作品に注目する。鄭が祖父の肖像画を描くようになった経緯を背景に、2011年から祖父の死後の2016年頃まで制作された作品を中心に展示。祖父の日常的な姿を描写した作品や、一人の人間として祖父が生きてきた歴史を描いた作品が紹介される。

 金はこれらの作品を文化人類学の視点およびひとりの人間としての視点から捉え、その過程で紡がれた言葉を寄せる。